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◆50年前の日立真空管ラジオフローラS-563の修復修理 |
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この度お問い合わせのあった当時の高級ラジオ「日立ラジオフローラS-563」が送られてきました。 |
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W600 H415 D230mm とキャビネットも大きめで3スピーカーで音質にこだわった高級ラジオです。
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大きなシャーシーに余裕のゆったりした配置になっています
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6.3ボルト豆電球を9個によるパイロットランプは装飾的に華やかになっています。 |
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大きなシャーシーのため部品が少なく見えますが、セレクトスイッチが3個も使用されていますから、スペースが必要です。 |
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電源を入りますが、凄い内部ノイズです。 詳しく調べますと、ラジオのMW/FM/PHONOセレクタースイッチの絶縁不良によるもので、火花が出ています。 油膜とホコリによる絶縁低下によりリークしています。 |
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このFM/MWセレクトスイッチは大丈夫です。 |
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トーンコントロールのロータリースイッチは大丈夫です。 |
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配線図が無傷で裏フタに貼り付けられていましたので、助かります。 同規格のセレクタースイッチ(ロータリースイッチ)は現在では入手が出来ず、使用可能なパーツを工夫して交換することになります。 先ず音が出てその結果状況が判り次の段階へ進みます。 |
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探していたパーツがやっと入荷しましたので、交換に挑みました。 |
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それと次の課題は、シャフトの長さと形状です。 |
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試行錯誤しながら慎重に交換・・・ パイロットランプのタイミングを合わせるのがありますから、実際に通電しながら、確認してOKでした。 |
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シャフトの長さと形状の問題は解決方法は頭の中では解決済みですが、部品待ちです。 |
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パイロットランプの豆球が輝いて、音も輝いてるるように感じます。 | |
探していた「魔法のパーツ」が入荷しました。 |
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こんな感じになります。便利なパーツです、まさしく「魔法のパーツ」です。 | |
このままでは、どうしようもない状態ですが、「魔法のパーツ」で変身します。 | |
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5個のツマミがピッタリ揃いました。 |
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日立真空管ラジオフローラS-563の修復修理も最終段階を迎えました。
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組み込んでみるとキャビネットの小傷や経年のくすみや汚れが目立ちます。 ツマミの配列のバックのパネルの汚れが凄く気になり、汚れ落としに懸命になりますが、素材や塗装や経年劣化などの要因で普通の洗浄剤では中々汚れが取れませんが、何とか綺麗になりましたが、今度はツマミの汚れが目立ちます。 そこでツマミも洗浄しますが、これもパネル以上に大変です。 結果、写真ではハッキリ確認は出来ませんが、一皮むけました。 |
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真空管ラジオの修理ならどんなに古い製品でもご相談ください。 |
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