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◆1962年製ナショナル真空管白黒テレビ修復修理 |
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私の「レトロラジオ再生工房」のサイトを見たと言う
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51年の歳月を感じさせない外観は 真空管式の白黒テレビでは珍しくきれいな商品です。
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当時、量産型テレビで金属キャビネットを使用したメーカーがありました。 コストダウンになったのでしょう。
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内部は過去に何回か修理が施された形跡があります。
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水平、垂直共同期がとれない原因は同期分離回路の「CR複合部品」の不良でした。 |
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手持ち部品を工夫して使用することにしました。 |
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交換の結果、同期不良のトラブルは解消しました。
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しかし、上部に「帰線」が出ます、 昔、真空管テレビでは、この垂直回路の故障には手こずったものでした。 「リニアリティ」と「帰線消去回路」に苦労しました。 今回もあらゆる対策を思いだし、施しましたが、直りません・・・ 様子が少し違うのが気になりました。 注意深く見ると、帰線が一本につながらず、途切れています。しかも、10秒間隔で消えたり出たりします。 そこで、先ず「RFモジュレーター」を疑いました。 VHSのビデオデッキのなるべく古いものを引っ張り出してきて、 そのRF出力を利用しました。 しかし、結果は同じです。 すると、なにが原因かわかりません。 ご依頼者からお預かりした、ビクターのDVDプレーヤーからRFモジュレーターを通してVHF1CHで見ています。 これに問題かあると判断して、地デジチューナーから試してみました。 地デジチューナーからの映像は正常です。 これで判りました、この「帰線らしきもの」は「帰線」ではない・・・では何か??? これはコピーガードだったのです デジタルをアナログに変換しているためこのような事になったものです。 これの帰線らしきものを消すことは出来ません。 |
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後は垂直振幅過大と不安定、これは抵抗の判断線。 コントラスVRの接触不良修理を行い、AGCの調整でコントラストアップしました。 |
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地デジチューナーからの映像です。 |
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DVDの正常時の映像、つまりコピーガード信号のない期間の映像です。 念のためにダビングしたDVDディスクで確認しましたが全く正常でした。 これで原因が「コピーガード」と確信が持てました。 |
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真空管ラジオの修理ならどんなに古い製品でもご相談くだ さい。 どうしても修理が不可能な場合はレトロラジオの雰囲気を 残しながら、改造をいたします。 「レトロラジオ再生工房」が大正、昭和のロマンを復活さ せます。 ご家庭に年代物のラジオなどがございましたら、ご連絡を お 願い致します。真空管などが紛失していても、 代替えの真空管で間に合う場合があります。 topp↑ |
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