戦後あこがれの家電製品を初めて使った主婦の感動の記録です。
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戦後の主婦が初めて使った電気釜の思い出  ◆新三種の神器

電気釜編
新聞、テレビ、ラジオ、書籍、インターネットなど、
さまざまなメディアから,
あらゆるたくさんの情報が氾濫しています。
しかし、私たち意外と知らないことが多いものです。
そこでチョットしたお話を昔風の《井戸端会議》でどうぞ。

戦後の主婦が初めて出会った家電製品の思い出

今は当然のように私たちの周りには家電製品があふれ、
ともすれば、その恩恵を忘れようとしています。
当時、家電製品とは無縁の主婦の方々の初めて使った家電製品
の感動の記事をまとめました。

ミリオン書房刊 家電製品にみる暮らしの戦後史より
枕元に置いてご飯が炊ける夢のような事

終戦後、社会が大分落ちいてきた昭和25年頃、
夫も無事に戦地から帰還して疎開先から戻り、小さいながらも我家を建てて、家族五人がやっと安住出来た時でした。
公務員の夫のボーナスで買った電気釜です。
枕元に置いて、寝ている間にご飯が炊ける。
夢のような事でした。       (和歌山県の主婦)

◆アルマイトの蓋がへこんで

昭和27年か28年に初めて電気釜を購入しました。
東芝が一番最初に出したものだと思います。
アルマイトの蓋は力を入れて磨くとへこんでしまい、気をつけて扱った記憶があります。
電気釜は、わりと次々に新しいものを求めて使っております。           (金沢市の主婦)

◆火吹き竹を捨てたよろこび

電気釜を手に入れたのは、昭和28年でした。
それまでは、かまどで薪を炊いていたので、
けむたくて涙を流しながらのご飯炊きでした。
途中で火が消えそうになり、火吹き竹で一生懸命に火を起した事を思い出します。
高校の校長をしていた主人の転任で、洋式の家に引っ越したので、薪でいぶすわけにもいかず、東北電力の営業所で色々と研究をして、
タイムスイッチのついたものを買いました。
もう涙を流す事もなく、朝もちょっぴり寝坊できて、大変ありがたいとおもいました。
                  (宮城県の主婦)

◆使ってみて便利さを納得

子供達が成長して家庭をもち、次々と最新式の電気製品を取入れていくのを見て、なまくら者のすることだとあざ笑っていましたが、母の日の贈り物にもらい使用してみて、今更ながら便利なのでとても重宝しています。
結婚してから昭和29年までは、かまど。昭和59年までガス釜。昭和60年から電気釜。
                    (富山県の主婦)

◆茶の間の出窓に置いた

なんとなく贅沢をするような思いで購入した記憶が残っています。
昭和30年、当時は官舎住まいで、台所もあまり広くなく電源も適当なところになかったので、
茶の間の出窓に置いて使いました。
                     (大分県の主婦)

◆一升と六合の緊張関係

友人が来たときのためにも一升炊きがよいと言う主人と、六合炊きで十分という私の意見が折り合わず緊張関係が一週間以上もつづいた、そんな思い出がなつかしい。   (高知県の主婦)

◆電灯を消して電気釜を使った

昭和30年頃の話です。越してきた借家にコンセントがなくて、二又のソケットをつけて電気釜を使いました。この家アンペア不足で、電気釜をつけると電灯がつけられなくなり、今から考えると笑い話みたいなことがありました。
                     (鹿児島県の主婦)

◆保温機能がない旧式だけど今も健在です。

外釜に一合の水を入れて内なべを使用する電気釜が、我家に収まったのが電化製品の第一号でした。昭和31年のことです。
外釜だけにたっぷり水を入れて野菜をゆでる事にも使用しました。現在の電気釜は二代目ですが、でも古めかしい自動保温のないもので、この頃はもっぱら圧力釜でご飯を炊き、来客の多いときだけ使用するようになりました。
                    (岡山県の主婦)

◆なぜか古い型を愛用して

28才の時、自活するようになり小さい電気釜を購入しました。
とても都会的な生活をするというわくわくした気持ちで、朝夕の食事の支度が楽しかった。
16年後1.8リットル炊きの炊飯ジャーを買いましたが、来客でもなければ、今も5カップしか炊けない古いものを使用しております。
                    (宇都宮市の主婦)

◆おいしくないと家族の評判は悪かった

昭和30年代の前半に買ったと思うけど、ガス釜から電気釜に替えたのだけど、おいしくないと家族の評判はよくなかった。
それでまたガス釜に替えて、この10年はまた電気釜という我家の台所電化史です。
                 (北九州市の主婦)

◆転勤の記念として買った

主人が銀行勤めのため転勤がたびたびで、その転勤の都度記念に新しい電気製品を買い足していきました。それまでは鉄釜を薪で炊いたご飯がおいしかったので、電気釜には比較的おそく切り替えました。昭和33だったと記憶しています。             (笠間市の主婦)

◆電気釜が入って

試食させてもらって、薪でたいたのと味や風味が遜色ないので、便利さを買いました。
電気釜が入ったのを機会にこれまで土間だった台所の板の間に改造してもらい、ずいぶんと炊事が楽になりました。
昭和33年東芝のものでした。 (京都市の主婦)

◎つづく
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